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第1回 那珂川中流 53 PickUp! 秋の陣 2007 開催リポート
報告:吉田幸二

第1回 那珂川中流 53 PickUp! 秋の陣 2007 開催リポート
報告:吉田幸二

2007年9月30日(日)、茨城県那珂川中流域に於いて、
第一回目の那珂川中流「53 Pick Up !」が開催された。
これは国土交通省常陸河川国道事務所と霞ヶ浦導水工事事務所の共催による
那珂川中流クリーン作戦開催に呼応して、
釣り人の我々もこのイベントに参加して、
共に手を携えて那珂川の河川清掃を行うという試みである。

しかし、鮭の遡上する山紫水明の那珂川を訪れるのだし、
霞ヶ浦では味わえないような風景の中で釣りが出来るのだから...
と言う理由だけで、第二回目となる吉田漁協杯の開催を決定し、
その開催までこぎつけた。

このシーズンになると朝5時はまだ暗い。
が、集合場所の城里町の道の駅「かつら」には、
ポツリポツリと人が集まってきた。
同時に雨もポツリポツリと降りはじめていた。
12名ほどの参加予定者だったが、
蓋を開けてみたら20名を越える人数が集まった。
朝5時30分に茨城県の年間釣り券を持たない15名分の日釣り券を、
那珂川漁協の監視員の方から購入し、6時に釣り大会はスタートした。

集合場所のすぐ傍で釣りをする者、車を駆って下流に向かうもの、
ボートを出して流れに乗るものなど、
各自各様の釣りスタイルで那珂川の魚を狙った。

今回の競技方法は、那珂川に棲む全魚種対象である。
つまり、シーバスからカジカに到るありとあらゆる魚が対象なのだ。
が、申告出来るのは一人二種類までで、各魚種の最大魚のみが、
優勝ステージへのエントリー権利を有するという方法である。

釣りあげた魚の検量は特定外来生物法を考慮した方法で、
当日配布したメジャー上で魚の写真をデジカメや携帯で撮り、
そのデータを検量時に提出するといった方法を用いた。
案の定、38cmのバスが釣れたが、
これは写真を撮ってその場でリリースされたので、
魚の移動は一切なされていない。
シーバスやウナギに混じって、
鮭やアユなどの画像も持ち込まれるかと思ったが、
釣れた魚種は、オイカワ、バス、ゴロの三種類だけだったので、
優勝ステージのエントリーは三名であった。

オイカワの部が石川大地くん、バスの部が山田茂さん、
ゴロの部が島田富士雄さんで、この三人によって優勝が争われた。
三人による決勝ステージの競技法は...平等を期すためのジャンケン!
結果、優勝は4歳の石川大地が釣りあげた11cmのオイカワとなり、
2位に12cmのゴロ、3位が38cmのバスという成績になった。

38cmのバスにも、12cmのゴロにも、11cmのオイカワがかった!
優勝となった面白さを一番感じてくれたのは、
きっと石川大地よりもお父さんの智規さんだった違いない。
バスアングラーである父親のアドバイスが奏功して、
オイカワ狙いの子供たちは、
雨にも負けず楽しい釣りを体験することができたっね。
おめでとう大地! 弟が優勝して良かったねさくら!!
雨降る中で雨にも負けずに頑張ったご褒美なんだよ。

水辺の清掃活動に付随するイベントだから、
バスアングラーや大人だけではなく、
参加者の誰もが楽しめる競技方法を考えこんな形にしたが、
参加者の皆さんは楽しんで戴けたろうか。
是非、ご意見を聞かせて欲しい。

さて、本題の那珂川中流域の清掃活動であるが、
ザンザン降りの雨の中を当協会からは、
40名以上の善意ある人々が参加してくれて、
総勢120名を超える人々が集まった。

那珂川大橋周辺と大桂橋周辺、千代橋周辺の三か所に分散して、
各地域のゴミ拾いを慣行した。

清掃活動によって拾い集められたゴミの量は、
可燃ゴミと不燃ゴミそれぞれが2tダンプに満載となり、
家電や鉄くずなどが2tトラックに満載で、
計トラック3台分になるほどの量だった。

台風9号による増水で多くのゴミは海へと流されてしまったのだが、
それでもゴミはまだまだ出てくる。
拾っても拾っても追いつかないほどにある。
全てが心ない人間の犯した罪ではあるが、
誰も拾わなければこのゴミはいつか海へと流れてしまう。
海はゴミ箱じゃーない。
海こそが人間の命の根源である。
だからこそ、いまそこにある河川のゴミを拾わなければならないのだ。

楽しい釣りをいつまでも味わうために、
そしてこの楽しみを次代に伝え残すために、
心ある釣り人であればしなければならない活動なのだ。
水清ければ魚棲まず......と諺にあるけれど、
ゴミが多くても魚たちにとっては棲みにくい環境である。
特に、化学物質のゴミは過去に例のないゴミであるから......。

今回の那珂川のゴミ拾いに参加して気が付いたのは、
ネガカリによる釣り仕掛けの遺棄である。
参加したアユ釣りの愛好家も「これはいかんなぁ」と言っていた。
アユのコロガシ釣りではネガカリが多く、
そのまま糸を切ってしまうことが多いからだ。
釣り方や釣りの方法、道具などの規制の必要性は、
とても重要でデリケートな案件なので、
今後釣り人自らが話し合い、解決して行くことが重要だと思った。

■主催
NPO法人 水辺基盤協会 

■主協賛
(株)ティムコ 

■その他協賛
(財)日本釣振興会茨城県支部  (株)ティムコ  (株)スミス  ウッドリーム  (株)サンライン  エヴィス・ジャパン(株)  ピンク・アンジー  シャーク01  メガネのスエナガ  ダイワ精工(株)  グランパスヨット  パシフィックスポーツプラザ  村川 勇介  松村 寛  石川 智規  安藤 崇  ワールドバスソサエティー 

■後援
国土交通省常陸河川国道事務所  霞ヶ浦導水工事事務所 

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コメント

ありがとう! 参加くださった皆さん、ご支援下さった皆さん。

53 PickUp! へご参加、ご協賛、ご後援いただきました皆様、
大変お世話になりました。同時開催されました釣り大会へ
ご参加いただきました方々にも、お礼を申し上げます。
今回総合優勝の石川大地くんとさくらちゃん姉弟のように、
各地の53 PickUp! 会場やイベントにご参加いただいている
若い世代が、我々の信念を引き継いでくれることに希望を託します。
今後も当協会主催の楽しいイベント開催にご協力いただければ幸いです。