それでも私たちは拾う
------------「ゴミ、見つけた」 Vol.66
置いてあるのかと思った。
何か作業に使うのかと思った。
でも、周りを見ても誰も居ない。
半径100メートル、200メートル……見渡しても人の気配はない。
あ、ゴミなんだ。
捨てていったんだ。
発砲の箱の中に溜まった水は、どす黒い深緑。
ただの変色?
それとも薬品?
拾うのに躊躇するゴミを気軽に捨てないで。
それでも私たちは、結局拾ってしまうのだけど……。
写真と文:藤野佳織
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