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ゴミの遡上

------------「ゴミ、見つけた」 Vol.27

一列に並んだゴミが、
下流から上流に向かって流れていました。

コンクリート護岸されているこの川は、
お世辞にも『美しい川』とは言えません。
水辺に葦などの水生植物も生えていません。
それをいいことにこのゴミたちは、
風の力を借りてどこにも引っかかることなく
川を遡上していくのです。
サケの遡上なら嬉しいけれど、
ゴミの遡上は見るに見かねます。

ふと私は思いました。
もしかするとこの一列に流れるゴミには
ヒモが付いているんじゃないか……と。

「ゴミを捨てると、こんなにも醜い風景になるんだ!!」
ということを人々に教えるために、
誰かが上流からそのヒモをゆっくりと
引っ張っているんじゃないか……と。

このゴミの列を見た人のうちの僅かでも
「川が汚れてイヤだな!」と思う人がいれば、
捨てられるゴミの量が減少する、
という地味だけど確実な活動の一環ではないのか……と。

今度また一列に並んだゴミが川を遡上していくのを見掛けたら、
誰がヒモの先を持っているのか確認して、
私にも引っ張らせてもらえるようお願いしてみるつもりです。

文と写真:藤野佳織

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皆さんの心の雄叫びレポートを待っています。
レポート提出には、都道府県と水辺の名称を必ず記入してください。
もちろん、画像があれば最高ですし、ハンドルネームでOKです。

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コメント

これは備前川ですね。
これらのゴミは間違いなく、民家から出されたゴミ。何が哀しくて自分の家の水道水源にこのようなことをするだろう。日本人の神経を疑う。水は人間の、いや生き物の命の源です。大切に、大切に。