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2006年 第21回 霞ヶ浦クリーン大作戦「53 Pick Up!・夏の陣」 開催リポート
報告:吉田幸二

2006年 第21回 霞ヶ浦クリーン大作戦「53 Pick Up!・夏の陣」 開催リポート
報告:吉田幸二

あれこれ整理がついたものだから報告すると、
先日開催された「53 Pick Up!」には、
236名の皆様方にご参加いただいた。
誠にありがとうございました。

そして、沢山のゴミを回収することが出来た。
ゴミの中には、十数本に及ぶ古タイヤや、
冷蔵庫に洗濯機、クーラーなどのリサイクル家電、
車のバンパー、使用済みのオムツ、ソファー、
扇風機、掃除機、自転車など、ありとあらゆるゴミがあった。
悲しいけれど、これが現実。
嘆かわしいけれど、これが現代人の姿。
口惜しいけれど、日本の法律の不備と管理不行き届き。

オレたち人間の命の源である水が、
ゴミまみれだなんて信じられるか?
元気に生きるための根源である水に、
こんなにいろんなものが入っているなんて、呆れちまうぜッ!

富士山が世界遺産になれないのは、
ゴミのせいだってことが判っているのに、
何も出来ない行政に憤りを感じる。
富士は日本人の心だぞッ。
その富士山を汚す心根も酷いけれど、
汚れたままにしておく政府も、どうしたもんかのう。

そんな動きの鈍い行政に変わって、
オレたちに出来ることを延々と続けてきた。
そして、この活動は今後も続けられる。
水辺からゴミが無くなることは、バスアングラーにとっても
歓迎すべきことであるからだ。

きれいな水には、健康な魚が棲むんだよ。
緑溢れる美しい水辺には、輝ける魚が棲むんだよ。
ゴミや化学物質が除去された湖畔には、
沢山の生き物が集まるのだよ。
そんな命の溢れる水辺を構築するために、
オレたち釣り人はオレたちの出来ること、ゴミを拾い続けよう。

バス釣り用のボートも、この日ばかりはゴミ運搬車。
農作業車の軽トラックも、この日ばかりはゴミ運搬車。
お気に入りのSRVも、この日ばかりはゴミ運搬車。
ゴミで汚れて傷ついて、だけどもそれは輝ける勲章。
霞ヶ浦の神様がニッコリ微笑んだエクボでもあるんだよ。

水辺からゴミが無くなると、どういうことになるのか?
それを実証している場所がある。
国土交通省霞ヶ浦河川事務所土浦出張所前の葦原である。
外の場所に比べて、明らかに葦の密度や背丈が高い。
緑が濃いし、茎も太い。
三年掛かりで葦原のゴミを除去した賜だ。
今年はこの場所で大きなバスも釣れている。

NPO水辺基盤協会は(社)霞ヶ浦市民協会との協働作業で、
ゴミに埋もれていた葦原のゴミを掘り出し、
ゴミ袋で何百袋にも及ぶゴミを回収し、
土浦市と国交省霞ヶ浦河川事務所に処理して貰ったお陰で、
霞ヶ浦の葦原本来の姿に戻ったのであろう。
喜ばしいことだ。
この様に、ゴミ除去の効果は2~3年で如実に現れる。
これも「やる気」や「やり甲斐」を高めてくれる一つである。

だから、皆さんが参加してくれて、ゴミを除去したその水辺は、
数年後きっと美しい水辺になるはずである。
そこで、提案! 次回以降のゴミ拾いでは、
定点清掃に心掛けると良いと思う。
一ヶ所で拾い集めていると、
移り行く歳月でその場所の変貌していく姿を
目の当たりにすることが出来るからだ。
これって、かなり楽しい。
そして、霞ヶ浦を財産だと思えるようになるし、
誇りにも思えるだろう。

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