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「第11回泳げる霞ヶ浦市民フェスティバルに」参加して
レポート:堤 定一

泳げる霞ヶ浦市民フェスティバル(魚とのふれあい事業)
参加レポート:堤 定一

今回は7月15日から17日まで三日間、
子供釣堀教室のスタッフとして準備段階から参加しました。

初日、二日目は釣堀用の魚集めとプール作り、
三日目は子供たちとの楽しい出会いが待っています。

小鮒釣りなんて何年振りだろう。
小学生の頃だから40数年振りのことか?

二日目、大山のホソで竿を出していると
近所の農家の方から話し掛けられました。
「何を釣っているの?」
「小鮒やクチボソです」
「釣れますか?」
「ぼちぼちと釣れてます」
「明日、国民宿舎で子供釣堀教室をやるので、その魚集めです」
「ほー、子供たちに」
「7月7日にやった時には150名近く集まりました」
「ほー、そんなにかい」
「本当は、ここのように危険のないようなところで
釣りをさせてあげたらと思うのですが、
世の中物騒だから無理ですものね」
「確かになあ。私ら子供のころとは違って難しいよなあ。
でも、子供たちは喜ぶでしょうなあ」
「釣れたら本当に嬉しそうな顔をしますね。それが楽しみなんです」
「これ以外に今回の主催者の人達と一緒に年に6~7回、
霞ヶ浦でゴミ拾いをやってます」
「ほー、感心だ。助かるね。ここはのどかな場所で
家族連れでくるのが多いのだけれど、
帰った後は必ず弁当のカスなどのゴミが散乱していて始末が嫌になる。
親が子供に手本を見せなければならないのに、まったくなあ」
30分ほども話していたでしょうか?
最後はゴミ談義になってしまいました。

貧しかったけれども、子供たちには元気が漲っていて、
大人も謙虚で人に迷惑を掛けないことと、
物を大切にすることを身上としていました。
また、危ないことのないように何時も
どこの子供たちに対しても目を光らせていた、
あの頃のことを思い出していました。

三日目、いよいよ本番の日は、
夜半から雨が降り始め、朝方には時々強い雨が降るようになりました。
スタッフの最初の仕事は、
テントの継ぎ目が雨漏りせぬような下準備から始まりました。
最初のお客さんは、お母さんと一緒の兄弟でした。
そのお母さんが「去年、ここで、この子達が釣った魚が、
元気で生きているんですよ。今日も釣れたら一緒に飼います」
のっけからうれしくなりました。
「よ~し。君たちなんとか釣ろうなあ」
「うん。釣りたい」
気合が入りましたが、釣れたのはそれぞれ中くらいのクチボソでした。
持ち帰るために袋にエアーを入れてもらったその後に、
お礼を言われてしまいました。恐縮です。
あのお母さんと子供たちの笑顔をみて、
これまでの数日間の準備が報われました。
このお母さんなら、そしてこの子たちなら、
きっと親を困らせるような子には育たないだろうと思いました。

「721霞オヤジの罵州雑言」にも横山W.B.S会長が
同じ経験をしたと掲載されていましたが、
この教室を継続することの大切さと
生き物に対する情操教育の場としての意義を感じました。

今回も、子供たちの笑顔が輝いていました。
その笑顔に出会えリフレッシュできました。
また、あの雨にもかかわらず313名もの参加者があったとのこと、
うれしいですね。
三日間の疲れが飛んでしまいました。
来年もまた、あの親子に出会えることを楽しみに、
参加させていただきたいと思っています。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。本当にご苦労さまでした。
今回も良い経験をさせていただきました。
ありがとうございました。

レポート:堤 定一

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コメント

こうした地道な活動が、子供たちに屋外で遊ぶ楽しさを伝えるのでしょうね。今後も頑張って活動してください。

ごんぞう様

コメント、ありがとうございます。

多くの霞ヶ浦周辺に住んでいるお子さんが
このイベントに参加してくれているのですが、
参加する子供の大部分が「釣りをしたことがない」と
答えます。もちろん、中には去年もこのイベントで
魚釣りをしたという子供もいますが、まだまだ少数派です。
もっと恵まれた環境と美しい水辺があれば、
もう少し水辺で遊ぶ子供たちが増えるのではと思います。

このイベントでの体験をきっかけに、
霞ヶ浦だけでなく全国の水辺で遊ぶ子供たちの姿が
増えるとともに、水辺に対してより多くの方々に
興味を持っていただけるように
活動していけたらと思っています。

今後とも水辺基盤協会の活動に
ご理解とご協力を頂けたら幸いです。