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第6回霞ヶ浦防塵挺身隊 開催リポート
報告:藤野佳織

第6回霞ヶ浦防塵挺身隊 開催リポート
報告:藤野佳織

10月2日土曜の早朝。
約5ヶ月ぶりの挺身隊出動に、私は小躍りしていました。

まだ日程が公式発表されない内に
「今度はいつですか?」と、吉田隊長に訊いてしまう程、
挺身隊の召集を楽しみにしていたのです。
自分でも何故だかわかりませんが、
とにかく私は水辺のゴミ拾いが大好きです。

集合場所は、前川スポーツセンター正面玄関。
清掃場所は、潮来前川延方水路。
いつもの霞ヶ浦沿岸とは少し違うけれど、
前情報によると相当なゴミが放置されているとのことでした。
少々不謹慎ですが、ゴミが多ければ多いほど
私のやる気は駆り立てられます。


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少し早めに到着したので川岸に立って塵状況を伺ってみると、
あちらこちらの水面から異物が突起しているのが見えました。
「????・・・なんだろう?」。
そのときは何が沈んでいるのかわかりませんでした。

が、それらの正体はゴミ拾いが始まった瞬間から
次々と明らかになりました。
大型オートバイ、スクーター、自転車、家電、
事務用品、農作業器具、etc...。
不法投棄された不要品たちが、
わっさわっさと水揚げされ始めました。
陸揚げ班と水上&水中班が一丸となって、
本来水中にあるべきモノではない物体を、
岸に引っ張り上げるのです。
私も微力ながら陸揚げ班に加勢しました。
「せぇ~の!」のかけ声を合図に、
物体に巻き付けられたロープを引っ張ります。
大の大人10人がかりで力を合わせても、
容易に上がってこないモノだってあります。


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正直いって、恥ずかしながらここでも私の不謹慎心が
躍りだしてしまいました。
「何が上がってくるのだろう・・・」。
未確認物体が水中からズルズルと上がってくる様を
ライブで見られることに、
ワクワクを感じずにはいられません。
ボルテージが上昇します。
さらに、物体が岸に上がった瞬間出る
「うぉ~~っ!」という挺身隊員の歓喜の声と、
同時に巻き起こる拍手。
このとき、ボルテージは最高潮を迎えます!


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まさに運動会の綱引き。
チーム全員で120%の力を出して勝利を手に入れる!
・・・みたいな感じです。
これはもう病みつきです。
大勢で同じ目標に向かっていき、達成したときの喜びは、
日常でそうそう感じられることではありません。
年齢・性別・国籍一切関係なく感じられる同じ気持ちを、
もっとたくさんの人たちに味わって欲しいと思います。

しかし、興奮はゴミの集積所を見たとたん、
一気に冷めてしまいました。
『掃除の時は掃除三昧』という言葉を聞いたことがあります。
「何かに集中しているときはそのことだけを考えて、
悩みや苦しみや悲しみを忘れてとことんやればよい」
という意味があるのだそうです。
作業中は正に一心不乱「ゴミ拾い三昧」で、
川からゴミが引き上げられる度に大喜びもしましたが、
終了後改めて水揚げされたゴミの量と種類、
そして立ちこめる異臭に愕然としました。

呆れたのは、水辺に近寄れるように、
足場が良くなっている岸の下には、
99%の確率で何らかの物体が水中投棄されていたのです。
日中は岸辺の足場から釣り人が水中にルアーやエサを投げ、
日没後は無法者が同じ場所から不要品を投げている現実・・・。
外来種駆除のシュプレヒコールを上げる前に、
もっと大事なことがあるでしょうに・・・。
そう思ったら切なくなりました。

でも私は諦めません。
「釣りの人はゴミを捨てるんじゃなくて、拾うんだぁ」、
「ゴミのポイ捨てはしちゃいけないな」って思ってくれる人が、
少しずつでも増えてくれることを心の糧に、
次回もテンション上げて拾います。
だって私は水辺のゴミ拾いが大好きだから。
隊長!次回の召集はいつですか!?


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追伸:
あんなにたくさんゴミを拾ったはずなのに、
その日の釣果はゼロでした。
一緒にロープを引いた福ちゃん(福平宏将くん)の釣果は、
なんと2尾! 私はまだまだ拾い足りないのでしょうか(涙)。

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